話のまとめ方について要約力が必要
要約が出来るかで大きく、仕事の成果が変わります。
他人から聞いた話をそのまま言葉と共に伝えてしまうとそれは具体的すぎて的を得てないことが多いです。
私の会社では、朝礼が順番でまわって来ます。私の部下が当番だった際の話です。
その時の部下は、
最近肩が痛くて、あのー先週の土曜日にマッサージに行ってきました。
えー行ったら、あのーマッサージの施術している人に、
あのー肩が凄く凝っていると話を聞き、あのーどうやら肩の後ろの筋肉が引っ張っていたのが原因でした。
あのーこの肩の筋肉を引っ張るというのは、背中のこのあたり(指を指す)が固くなっているということで、あのーそこを中心にほぐしてもらいました。
あのーまさかこの肩の筋肉がそうなってるとは気付きませんでした。
あのー姿勢を気を付けないとそのようになるようなので、今後は姿勢を気を付けようと思います。
まず、「あのー」というのが多く聞きづらいのは間違いないですが、この話を聞かされている人は全くわからない説明です。
なぜかと言うとあまりにも局所的な話をしているので、ほとんどの人にピンと来ないですし、説明もこのあたりなど、具体的なのに、ふわっとさせている説明だからです。
また結論も、「気を付ける」ということも、よく分からないです。
何のための話なのかが全く分からないですね。
どうしたら良いか。
アドバイスをしました。
①口癖治す
②学びに繋がることを伝える
口癖治すというのは、「あのー」です。
聞いている方からとすると、ノイズでしかなく、話をわからなくさせる要因になります。
私もついでそうになってしまいますが、
沈黙させ、あのーという言葉をできる限り消すようにしています。
まず、これが第1ステップ。
その次に、学びに繋がることことを伝える。
今回は、
肩凝り▶マッサージ▶まとめ
という大きな構図だとして、話として肩の筋肉がどうとか、具体的な話っていらないはずです。
聞いている側に、その学びを文脈から捉えてもらおうというのは、怠慢でしかありません。
必ず出来事には学びがあるはずです。
まずは、ざっくりと出来事を並べてみます。
さっきの話を持ってきます。
最近肩こりが非常に辛くマッサージへ行った。
施術してくれる人曰く、肩こりの原因は肩以外にある。
またそれを引き起こすのは、日々の座り方や立ち方の、姿勢が悪い事が要因。
学び
普段の姿勢が肩こりなどの大きい要因。
普段の姿勢を正しくすることが健康でいられる。
肩こりがきついという人がいたら、YouTubeで姿勢について沢山動画があるのでぜひみてみてください。
このくらい、まとめると何が言いたいかも分かりやすくなります。
出来事を1文ずつにして、端的に伝わるようにしたらそれを眺めて何を学んだ?
という風にすれば、成長はするんだろうなと思います。
もし、まとめるのが苦手という方がいましたらぜひ試して見てください。