~凡人サラリーマンの成長の軌跡~

凡人サラリーマンから脱却が出来ると証明する為の軌跡です。

事業者側の意見を客観的に見てみる

最近は、事業者側の意見としてマーケティングを考える機会が多くなってきて、事業者は顧客を合理的判断に基づくだろうと都合よく解釈しがちです。

 

先日、あるプロダクト責任者が別部署の方に話をしていました。

内容としては、どうプロダクトを拡大していくかでした。(僕は近くで仕事をしていて聞こえてきただけです。)

 

まずプロダクトとしては、今まで会社が営業対応してきたものをネットで完結させるような仕組みで、かつ通常よりも安い。

というような仕組みです。

 

でも営業の説明があって、受注になっている案件が多い中、いきなりネットで完結できるというのは、ユーザーにとってメリットがあるものなのかが非常に難しいところです。

 

その中で、別部署の方がある大手企業のデータベースを使ってターゲティングをして、

ビックデータを使ってどの属性が効果あったかなど分析するために他の企業と協業するのはどうか?

というスケールがまた大きい話だった。

 

でそこで抜けている視点は、「誰がそのシステム使いたいか?」だと思う。

 

顧客起点じゃないんですよね。大手はマス的な戦略を展開していることが多く、リリースしてから顧客分析をしているケースも多いが資金が潤沢にあるから出来ることも多い。

 

しかしながらマスを取りに行くときでさえもしっかりと裏付けしたデータを持っています。

 

大手の戦略を資金が潤沢ではない中小企業には真似は出来ない。

 

弱者の戦略が必要なのであって、そのためには誰の悩みや課題を解決して、顧客の利益に繋げることが出来るかだと感じます。

 

表面的な部分を切り取っての議論でスケールが大きくなればなるほど、今の未完のプロダクトに対しての向き合っていないことになると思う。

 

顧客1人を先ず満足させてみる。

その気持ちがないと中々上手くいかない。

 

泥臭くやっていきたい。