26/66 会議での発言力は根拠を軸にする
昨日は、事業部の責任者、
部長、次長、課長の会議があった。
責任者がいつもいない会議だったので、
なあなあでした。
まず、準備。
この会議では、なにを決める、なにを決めないという形で議題を決める。議題の背景を伝える。
最低でもここまであれば全然違いますが、この先がポイントです。
「自分の中での仮説、根拠や信念を持っている」事です。
仮説やその根拠をまず話して貰えます。
また信念もあり、話が常に一貫していて、
どこの判断をするべきかがわかります。
それに加えて笑いながら、こうあるべきだよね、とか、誰かをディスりながらみんなを笑かせる。
こうなると、マウントを完全に取られた状態で、割と強引だけど、反対意見が心からないように勘違いしてしまい、ポンポンと物事が決まっていく。
決まることが重要ではあるのですが、結果的に責任者なしでも方向性は同じです。
ただ、具体的な施策や決定がなされない。
これが圧倒的に差があり、これは、スキルだなと感じます。
根拠に基づいているというのは、
データを持ってきています。
わかりやすいデータを分かりやすく伝えています。
異論が出づらい。
何故ならばこちらは、定性面でしか言えない。
言うことがなくなります。
ほぼほぼ決定事項ですね。
でも、ただ背景を知らずに決定事項を言われるだけだと反感が出ます。
でもそれを見事に回避している。
これは相当のスキル。
学ぶべきところは沢山あった。
権力を持たない下の人達があのスキルを転用して行けば結構、ひとを説得出来るのかもしれない。
これについては、もっと深い考察をしていこうと思う。